しかも、どんな音楽の方向性が広がっても、その勢いと熱気とみずみずしさはかわらない、というのがすごい。
本日のザ・ストライプス、コースト2日目を観て、そんなことを改めて実感した。
7月に観たクアトロの熱狂とはまた違って、アルバム『リトル・ヴィクトリーズ』の楽曲をしっかり堪能できた。
〝スキャムバック・シティ〟のサビで
往年のロックバンドだったらコール・アンド・レスポンスとかシンガロングとかになるところを、ジャンプさせるというのが彼ららしいなあ、と今回もまた笑ってしまったが。
それにしても、
ストライプスのバンドとしての成長と、変わらぬ無邪気さを目の当たりにすると、
ロックンロールは死なない、という堅固な格言が、生々しい肉体性をもって伝わってきて、なんだか胸が温かくなる。
明日は来日ツアーの最終日。
仙台のみなさん、思う存分満喫してください。
今気がついたけど、コーストのサウンド・チェックの音源が公開されていた。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2268641439825394&id=209082819114610&refsrc=http%3A%2F%2Ft-proj.org%2Flink%2F&_rdr
観ていたら、出たばかりのライヴ・アルバムを聴いて余韻に浸りたくなった。(井上貴子)