ビヨンセ、ボノ、ファレル、レニクラ、リアーナなどが「アメリカで黒人だったら射殺される23の方法」を語りオバマ政権に変革を訴えるパワフルな映像

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アメリカで立て続けに黒人が警察に射殺される事件が起き、全米でプロテスト運動が一斉に起きている。

ミュージシャン達も集結して本当の変革を訴える運動が活発化している。この映像は、ビヨンセ、ボノ、ファレル、レニー・クラヴィッツ、リアーナ、チャンス・ザ・ラッパー、エイサップ・ロッキー、アリシア・キーズ、マックスウェルなどそうそうたるメンツが集まり、これまで黒人が警官に射殺された時に何をしていたのかを語っている。車のランプが壊れていると尋問されただけで殺されたり、コンビニの前でCDを売っていただけで射殺されたりといった、一番最近起きた事件だけでも分かるように、基本的には何か危険なことをしていなくても、アメリカではただ黒人であるだけで殺される、という事実が淡々と語られ、それが強烈なメッセージになっている。映像はこちら。
1万人の署名を集めて、オバマ政権に改革を訴えようというもの。

ここで語られている黒人が射殺された「23の方法(理由)」は以下の通り。

1)車線変更でシグナルを出し忘れた
2)子供が後部座席に座る彼女の車に乗っていた
3)自分のアパートの中でトイレに走った
4)お店の前でタバコを売っていた
5)通勤の電車に乗っていた
6)友達と家に帰ろうとしていた
7)目が合った
8)スーパーの前でCDを売っていた
9)フーディーを被っていた
10)警察のいない方に歩いていった
11)警察の方に歩いていった
12)ライセンスプレートを付けていなかった
13)オハイオ州の公園でおもちゃの拳銃を持っていた
14)車のランプが壊れたまま走っていた
15)これからバッチェラーパーティに向かうため車に座っていた
16)自分のアパートの階段を上っていた
17)事故があって助けを求める電話をしていた
18)ヴァージニア州でおもちゃの拳銃を持っていた
19)聖書の勉強に行くところだった
20)ウォールマートでおもちゃの拳銃を持っていた
21)笑っていた
22)お財布を持っていた
23)誕生日パーティに出席していた

つまり一言で言えば、アメリカの黒人は、「何もしていなくても」殺される。

オバマ政権に黒人が「ありきたりの幸せ」を追求する権利を得るため、http://weareheremovement.com/moonshot/で変革を求める署名を集めている。
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