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    今年最も印税を稼いだクリスマス・ソング×10曲

    今年最も印税を稼いだクリスマス・ソング×10曲

    ★クリスマスまであと1週間あまり。
    ここUKは12月に突入して以来ロンドン都心の商店街に出ても、TVでもラジオでもネットでも毎日怒涛のようにクリスマス・ソングが流れているわけですが。
    これらのクリスマス・ヒットを書いたソングライター達は毎年どのくらい印税を稼いでいるのか???

    TVやラジオやネット上でのオンアエア&CM使用はもとより、
    デパートや商店内のBGMやパブのジューク・ボックスetcに至るまで幅広く使われるソングライター達の曲の印税を集める英PRSの調査によると、
    今年(12月中旬まで)最も印税を稼いだクリスマス・ソングは以下の10曲だった。

    1, Slade / Merry Christmas Everybody / £512,000(約8550万円!)
    2, The Pogues / Fairytale of New York / £386,270
    3, Mariah Carey / All I Want For Christmas Is You / £347,615
    4, Wham! / Last Christmas / £301,622
    5, Cliff Richard / Mistletoe & Wine / £98,408
    6, Band Aid / Do They Know It's Christmas? / £78, 030
    7, Shakin' Stevens / Merry Christmas Everyone / £53,834
    8, The Pretenders / 2000 Miles / £45,344
    9, East 17 / Stay Another Day / £30,219
    10, Jona Lewie / Stop The Cavalry / £13,258

    今や解散したり、第一線から引退しているアーティストもかなり入っている。

    一位の”Merry Christmas Everybody”を書いたスレイドのノディ・ホルダーは、
    かつて「俺は引退後の今も毎年クリスマスになると宝クジで大金を勝ち取るようなもの。
    この賞金は今後俺がなにもしなくても死ぬまで毎年入ってくるんだ」と語っていたが、

    やっぱり長く売れる普遍クラシックを書いたソングライターは強い!!!

    長いタームで考えた場合、音楽界で最もお金を稼ぐのはソングライターなんだな、、、。
    と他人事ながら思わず溜息をついてしまったロンドン・コレポンなのでした。
    児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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