ジョン・ライドンの「人生のサントラ曲」その1
2009.11.12 16:17
来月から、いよいよ我々オリジナル・パンクスが最も観たくない「PIL再結成ツアー(ぐわあああ~~泣!でも観に行くけど)」を始めるジョン・ライドン先生。
最近は英メディアにもちょくちょく出るようになってきて、相変わらず他人のことなんか1ミリも考えない罵詈雑言・傍若無人ぶりを撒き散らかしてます。
★最近こんな記事も発見。
「ジョン・ライドン:俺の人生のサウンド・トラック」。
と銘打った英ガーディアン紙のインタヴュー記事で、
これまでライドン先生の人生に影響を与えた6曲を選び、それに先生独特の「歯に絹を着せぬコメント」を加えたもの。
この記事自体は読んでいて非常に楽しいのですが、
先生のことですから無論、コメント中で様々なアーティストが槍玉に上げられ「決して親切とは言えない暴言/解説」も登場してくる。
なので、人によっては不快感を与える発言もあるかも(その場合は悪しからず)。
なにはともあれ、
今後、ネタがない時の不定期ネタとして、本ブログで1曲ずつ訳しながらご紹介していきたいと思います。
では始まり、始まり~(盛大なファンファーレ)。
★その1/俺をロックに目覚めさせてくれた曲=”You Really Got Me(64年)”、ザ・キンクス。
「誰かの兄貴が持ってたシングルで、パイ・レコード時代の作品だったってことは覚えてるんだけど、あの聴いた瞬間おぉ神様ファック!って言いたくなるような狂ったギター・リフが俺にとって全ての始まりだったんだ。
でも俺の場合、自分の趣味を他人に明かすのは用心しなきゃならないんだよ、後でよく”誰それをパクってる”って言いがかりをつけられるんでね。
昔、取材でヴァン.ダー・グラーフ・ジェネレーターが好きだって1回言っただけで、その後ず~っと連中をパクってるって糾弾され続けたからな。
たぶんスティーライ・スパン(60S後期の英フォーク・バンド)あたりを挙げといたほうが無難なのかも、いひひひひひ。
いや、、、やっぱやめとこ。
以前ウィーンで偶然奴らと会って和気藹々でアイリッシュ・コーヒーを飲んだ時は、自分のコーヒー代も払わずそのまま店を出ちゃったからな」
とまぁ、こんなのは先生にとって、ほんの小手慣らし。
もっと、もっと、あの「コブラのような」猛毒がてんこ盛りのコメントも今後ガンガン登場します。
お楽しみに♪