★現地時間の1月10日、「ジェフ・ベックが亡くなった」との悲報が入った。78歳だった。
以下の代理人のSNS告知によると「突然、細菌性の髄膜炎に感染した後、安らかに息を引き取った」とのことなので、
かなり急性の病だったようだ。
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ここ日本でもジミー・ペイジやエリック・クラプトンと共に「3大ギタリスト」の一人として多くのファンに愛されてきたジェフ・ベック、
60年代にヤードバーズで頭角を現し始めた頃から
「ギタリストのためのギタリスト」と呼ばれるほど高いスキル、革新的かつ独創的な演奏スタイルで名を馳せ、
グラミー賞も8部門で受賞、「ロックの殿堂入り」もソロとヤードバーズで2回受賞。
世界中のギタリスト達の「憧れとリスペクト」を一身に浴びてきた真のレジェンドでもある。
★著名音楽人からの追悼メッセージも続々入っています。
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(1)「無名少年だった頃から一緒にレコードを聴きながらギターの練習をしてきた」ジミー・ペイジ御大の追悼メッセージ。
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上記リンクで読めるジミー・ペイジ御大の投稿を訳してみました。
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「我々の感情を虜にし魔法をかけることができた、称えるべき6弦の戦士はもうここにはいない。
ジェフは幽玄の世界からの音楽に波長を合わせることができた。
彼のテクニックはユニークで、想像力は無限だった。
ジェフ、何百万人ものファンと共に僕もあなたを偲んでいます。
ジェフ・ベックよ、安らかに、、、」。
(2)ミック・ジャガー(ザ・ローリング・ストーンズ)。
かつてミックがジェフ・ベックと同じステージに立った頃(『プリミティヴ・クール』でコラボした頃?)のライブ動画つき。
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(3)デイヴ・ギルモア(ピンク・フロイド)。
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(4)デイヴ・デイヴィス(ザ・キンクス)。
「つい最近まで元気そうにプレイしていたのに、信じられない! あまりのショックで混乱し悲嘆のどん底にいる、、、」
という取り乱した内容の追悼文、、、。
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(5)昨年リリースされた最新作『Patient Number 9』でコラボしたばかりのオジー・オズボーン御大も。
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(6)ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)。
2013年にジョイントツアーをした頃のものと思われる「ジェフ・ベックとの2ショット」つき。
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(7)クリッシー・ハインド(ザ・プリテンダーズ)。
「ギターヒーローの中のギターヒーローは、天国にいる偉大なギタリスト達の仲間入りをした。
信頼できる真の友人だった。
ジェフ、あなたを永遠に愛し続けます」。
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(8)ジョニー・マー。
「ジェフ・ベックよ、安らかに。(ギター表現における)真のパイオニアであり、偉人の一人だった」。
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★最後に、かつてベックが残した「自身の創作哲学」を象徴する名言を。
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「僕がこういう(常識破りな)演奏をするのは、最もヤバいサウンドに出会えるかもしれないからだ。
そこが重要なところだろ?
僕はルールは気にしない。実際どの曲でも10回はルールを破らないとまともな仕事ができた気がしないんだ」。