「Flowers & Powerlight Tour 2011」と名付けられた今回のツアー。
本人はステージで、Powerlightと言っても節電中だから普通ライトだ、
みたいな冗談を言っていけど、観た人にとっての力となり光となる、圧倒的なライヴ。
素晴らしかった!
まだまだツアーは続くので詳細は書きませんが、
とにかく『The Apples』の楽曲の輝きに、改めて毎分毎秒気づかされた。
序盤から“ACIDWOMAN”のロックスター全開放っぷりにはむちゃくちゃ興奮したし、
個人的に大好きな“イースター”や“MUSIC”は、バンドによって新たな肉体と強靭なグルーヴを生み出していた。
“クランベリー”の底なしのヘヴィネスとドラマティックさは鳥肌もの!
そして“LOVE & PEACE”は、誰が何と言おうと2011年のマスターピースだろう。
やっぱり音楽の力を信じずにはいられない。
そう強く思わせるほど、温かく優しく大きく降り注がれる愛と平和の歌。
この国を巨大な悲しみや不安で包んでしまった震災と時を同じくして世に出ることになったのは偶然だけど、それを必然だと思わせてしまうだけの強さがこの曲にはある。
聴く人の数だけ存在する数多の思いを、全て抱きしめて羽ばたくような強さだ。そして『VOLT』以前の曲も、イエローモンキー時代の曲さえも、「今、ここで鳴らすべき音楽」として高らかに響いていたのが本当に感動的だった。 今日のZEPP TOKYO公演はまだまだツアーの序盤。このバンド編成で、新曲たちはさらに叩き上げられ磨かれて、もっともっと良くなっていくのだろう。今日で既に素晴らしかったのに、最終日にはどれだけ凄まじいことになってしまうのだろう、と思うと、ちょっとこわいくらい。
今、吉井和哉が鳴らそうとしている解放と愛のロックンロールは、絶対に目撃するべき。
音楽の、ロックの力を改めて信じられる、本当に幸福な夜だった。(福島)