ねぐせ。のライブは、「ライブ」という瞬間そのものを好きにさせてくれる──「RINGER’S TOUR」ワンマン公演ファイナルを観て

ねぐせ。のライブは、「ライブ」という瞬間そのものを好きにさせてくれる──「RINGER’S TOUR」ワンマン公演ファイナルを観て
会場に到着すると、ライブハウスに慣れていなさそうなお客さんの姿をちらほら見かけた。Zepp Hanedaの規模であれば、人生で初めてライブハウスに足を運んだという人が多くいて当然だろう。

ねぐせ。は今の若い世代にとってライブハウスへの大きな入り口となっていると思う。親しみやすくて温かくて愛嬌のあるキャッチーな楽曲たちは、音楽を好きになるきっかけとしてあまりにふさわしい。
だけどライブハウスに入ると、観客の熱量が前へ前へと溢れ出てフロア前方はぎゅうぎゅうだし、何曲にもわたって大きなシンガロングが起こるし、みんなが力強く拳が突き上げる場面もあるし、ロックバンドらしい光景が繰り広げられる。みんなライブを好きになって会場を後にしていく。
ねぐせ。が次の時代のライブカルチャーを作っていく。そんな確信が持てた全国ツアーだった。

12月27日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号では、そんな勢いの止まらないねぐせ。の2本立てインタビューをお届け!
①新曲“アタシのドレス”最速インタビュー
②ねぐせ。のライブの魅力とは? KALMAbokula.ヤングスキニーの3組からのコメントを交えて語るインタビュー
どちらも必読なのでお楽しみに!(有本早季)

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