昨晩は、恵比寿リキッドルームで、BURGER NUDSの再結成ライヴ。
目撃した編集部の福島から報告が来たので、アップします。
ロック・バンドが自分たちの曲を演奏する。そんな当たり前のことが、バンドにとっても観客にとってもこの上ない奇跡だと感じられる、特別なライヴだった。
ちょうど10年前の2004年6月21日に止まった時計の針が動き出したとき、大入りの会場からは割れるような歓声があがり、門田匡陽はそれに小さく「ただいま」と答えた。みんなこの言葉を10年待っていたのだ。
新曲2曲を含む(!)全22曲、一言一言噛みしめるように歌う門田のエモーショナルなヴォーカルはただただ力強く、美しかった。これは夢か現実か、終始会場に流れていた異様な雰囲気は、終盤のMCで明かされた「さらなる新曲をつくっていること」&「年内にも関西と、もしかしたら東京でもさらにライヴをする可能性があること」というバンドの未来へのメッセージで消し飛んだ。
BURGER NUDSの物語は終わらない!
その第二章の幕開けに立ち会えた幸福感は当分冷めそうにない。
(松村)