ブライアン・ウィルソンの回想記が10月に出るそうです。
こちらに引用が。
http://www.dacapopress.com/book/hardcover/i-am-brian-wilson/9780306823060
多くの人達が僕の人生について語り得る。そのなかには正しいこともあれば間違っていることもある。ただ、自分自身の人生について振り返ると、心痛むことばかりだったなあと思うんだ。話したくもないほどに、思い出したくもないほどに。
と、ブライアンは書いているようです。
この引用文を読むと、ブライアン・ウィルソンが作り上げてきた数々の素晴らしい箱庭を思わずにはいられません。ブライアンの頭のなかで築き上げられ、磨かれた、究極に「閉じて」いるはずの音楽が、その時々で様々な協力者を通じて他者と分かち合われるという奇跡。それがポップ・ミュージックであるとブライアンは教えてくれます。
今日と明日は東京国際フォーラムで『ペット・サウンズ』完全再現ライブ。
