鬼気迫る傑作だった。
ユング(マイケル・ファスベンダー)、フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)、そして実在の患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)の3人の人間関係が物語の軸。
その中で、知能と本能がお互いの尻尾を食い合い、正常であることと病気であることがお互いの尻尾を食い合い、人間とは何であるかを露わにしていく。
ときに激しく、ときに細やかなその心理戦を演じきった3人、演出しきったデヴィッド・クローネンバーグ監督。
それぞれの完璧主義が火花を散らしながら激突していた。公開は10月27日。(古河)
クローネンバーグ『危険なメソッド』を観た
2012.08.24 17:46