ジェイク・バグ、英国の音楽教育に対する不満を語る

ジェイク・バグ、英国の音楽教育に対する不満を語る

11月20日(水)に待望のセカンド・アルバム『シャングリ・ラ』をリリースするジェイク・バグは、イギリスの音楽教育について、生徒たちにちゃんと楽器を演奏する機会が与えられるべきだと批判している。

教育の意味を訊かれてジェイクは次のように答えている。
「俺はGCSE(中等教育終了試験)の音楽理論で落ちたんだよね。教師は生徒たちにギターを与えたり、楽器を提供すべきなんだよ。ファッキン8分音符がどうのこうのって話をしてるよりかはさ。そりゃ役に立つ話ではあるかもしれないけど、重要なことじゃないんだ。結局、音楽は魂から生まれるものだからね。たとえ、コードが3つしかなくても、正直で自分にとって意味のあることを歌っているとすれば、それはまさに音楽なんだよ」

「子供たちには楽器を手に取らせて、自分たちで発見させて楽しませればいいんだよ。俺なんか、学校での音楽授業には飽き飽きしたからな。大っ嫌いだったし。たとえば、ワーキング・クラスのバンドにとっては仕事をしなくちゃならないから、練習の時間をみつけるのも大変なんだよ。でも、学校なら仲間と一緒にいるわけだし、練習の場所もあるんだからね」

ジェイクの新作『シャングリ・ラ』はプロデューサーを務めたリック・ルービンのシャングリ・ラ・スタジオで製作され、基本的なバンド・メンバーとして元マーズ・ヴォルタのベースのジェイソン・ラダー、ギターのマット・スウィーニー、元アトラクションズのドラムのピート・トーマスらが参加している。

ジェイクは現在、精力的なイギリス・ツアーに乗り出していて、今後、ヨーロッパとアメリカでツアーしていく予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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