エルトン・ジョンが、「毎日、フレディー・マーキュリーのことを恋しく思っている」と明かしている。
「THE LIST」によると、エルトンは、自身がホストを務めるラジオ番組「Elton John’Rocket Hour」でイヤーズ・アンド・イヤーズのフロントマンであるオリー・アレクサンダーと対談。
エルトンは、オリーとフレディに重なるところがあると話しながらクイーンの曲“Who Wants To Live Forever”を流し、こう語った。
「もちろん、“Who Wants To Live Forever”はエイズで亡くなったフレディ・マーキュリーが歌った曲だ。私は葬儀に出席したが、自分の人生のおいてかなり動揺した場の一つだった。フレディはペルシャ系だったから、すべて葬儀はペルシャ語で執り行われたんだ。だから何を言っているのか、何が起きているのか誰も理解できなくて非現実的な体験だったよ。毎日、彼のことを恋しく思っている。フレディは、少し君(対談相手のオリー・アレクサンダー)と似ているね。前向きで、活気とエネルギーに溢れていて陽気で面白かったし、すごい才能の持ち主だったからね」
今回インタビューでエルトンと対談したオリーは、HIV/エイズの脅威がイギリスを襲った80年代に生きる同性愛者の男性たちを描く英ドラマ『It's A Sin(原題)』に出演。同シリーズを観たというエルトンは、「70年代の自分を思い出したよ。私は悪さが好きな少年だったし、思いっきり楽しんで自分がどうなるかなんて気にもしてなかった(笑)」とコメントした。
『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。