ザ・ラカンターズのブレンダン・ベンソンが、バンドメイトのジャック・ホワイトと1990年代後半に初めて会った時のことを語っていることが分かった。
「Rolling Stone」によると、ブレンダンは初対面時にジャックがテーブルの上にタバコの灰を落としまくっていたことに衝撃を受けたとして、当時のことを楽しげに振り返り次のように語ったという。
ある部屋にいて、僕は彼に自分の持っているものを片っ端から見せていたんだ。ギターとかアンプとか、とにかく持ってるものを見せびらかしてたわけ。彼はタバコを吸いながら辺りを見回していて、たぶん灰皿を探してたんだろうね。でも見つからなかったから、まあテーブルを灰皿にしたというか。僕はただもう……ギョッとしたよ。
幸いジャックはブレンダンの存在に気づいたそうで、タバコの灰を拭き取っていたそうだ。ブレンダンは「それがジャックだったんだ」と、改めてその第一印象について強調していたという。
この話は、ザ・ホワイト・ストライプスのデビュー・アルバム発売20周年を記念した、サードマン・レコードとMisfire Mediaによる今後放送予定のポッドキャスト・シリーズ「Striped: The Story of the White Stripes」より、バンド初期の活動に焦点を当てた1stシーズンからの抜粋だとのこと。
なお、ストライプスのデビュー・アルバムの20周年を記念して、未発表アウトテイクやライブ音源などを収録したアナログ盤がリリースされるという。