ニュー・オーダー、ジョイ・ディヴィジョン“Disorder”を37年ぶりに披露
2017.07.05 16:00
さまざまなパフォーマンス・アーツの祭典、「マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル」に出演しているニュー・オーダーが、ジョイ・ディヴィジョン時代以来"Disorder"を初めてライブで披露するなど、そのパフォーマンスが話題を集めている。
ニュー・オーダーの出演はコンセプト・アーティストのリアム・ギリックとのコラボレーションという形をとっており、編曲にジョー・ダデルを迎え、12名からなるシンセサイザーのオーケストラを率いてのパフォーマンスを行った。このパフォーマンスは『∑(No,12k,Lg,17Mif)/New Order + Liam Gillick: So it goes..』と銘打たれている。
“Disorder”を演奏している映像は英ラジオ局「Radio X」の該当記事から観ることができる。
http://www.radiox.co.uk/artists/joy-division/news/new-order-joy-division-first-time-in-37-years/#Llly13AsiealPA4B.97
会場はかつてグラナダTVやITVなどのスタジオとして知られていたマンチェスターのオールド・グラナダ・スタジオで行われ、この演出をギリックがすべて手がけている。フェスは6月29日から7月16日まで開催されるが、この間、ニュー・オーダーはこのスタジオで、5公演行う予定になっている。
プレス・リリースによると、バンドがパフォーマンスを通して「彼らのキャリアを通した豊かな楽曲の数々を、有名な曲からよく知られていないもの、古いものから新しいものと、すべてを解体し、再構想し、再構築していくことになる」であろうとしている。
セットはイアン・カーティスが自殺する直前のジョイ・ディヴィジョンとしての1980年のライブ以来、初めて演奏することになった“Disorder”のほか、80年代以来初めて演奏されたニュー・オーダーの楽曲が多く含まれていた。
6月29日のセットリストは以下の通り。
Elegia
Who’s Joe?
Dream Attack (played for the first time since 1993)
Disorder (Joy Division song, first time since 1980)
Ultraviolence (first time since 1984)
Behind Closed Doors
All Day Long (first time since 1989)
Shellshock (first time since 1987)
Guilt Is A Useless Emotion
Subculture (first time since 1989)
Bizarre Love Triangle
Vanishing Point (first time since 1989)
Plastic
Your Silent Face
Decades (Joy Division song)
7月1日のセットリストは以下の通り。
Times Change
Who’s Joe
Dream Attack
Disorder
Ultraviolence
Heart And Soul
All Day Long
Shellshock
Guilt Is A Useless Emotion
Subculture
Bizarre Love Triangle
Vanishing Point
Plastic
Your Silent Face
Decades