コートニー・ラヴ、ホールの再結成をやるなら「今の時代に意味のあるものでなければ」

コートニー・ラヴ、ホールの再結成をやるなら「今の時代に意味のあるものでなければ」

コートニー・ラヴはホールの1998年のアルバム『セレブリティ・スキン』当時のラインナップでの再結成についてまた発言していて、「モダンなプロデューサーを迎えて今の時代に意味のある音楽」をやるということでない限りやらないと語っている。

コートニーは今年に入ってからエリック・アーランドソンと作業を重ねていることを明らかにし、さらにはメリッサ・オフ・ダ・マー、パティ・シュメルというメンバーでの作業を重ねていることも打ち明け、今後の活動の可能性もほのめかしていた。しかし、その後一転して「懐メロ・バンドの仲間入りはしたくない」とツアーの可能性などを否定した。

ただ、オリジナル・メンバーでの活動の可能性がなくなったわけではないとコートニーは次のようにペイパー誌に語っている。

「要するに今のわたしにとっては、ロックンロールをやるより演技に挑戦する方が重要なことになっているということなのね。でも、わたしとメリッサとパティとエリックでは何度かこれまでリハーサルはやってきてるんだ」

コートニーはアメリカのテレビ・ドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』の来シーズン分に出演を予定していて、そちらにとりあえずは集中したいとのことだが、再結成の条件についても次のように語っている。

「やるからには今の時代に意味のある音楽をやらなくちゃだめだし、モダンなプロデューサーと組まなきゃだめだから。わたしとメリッサとパティとエリックとの関係はものすごく良好だし。今この時点で誰もわたしの敵なんかじゃないし。過去のわだかまりとか、確執はどうなったかって? もう水に流したの」

また、コートニーは自身がプロデューサーを務めるカート・コバーンの伝記映画について撮影が今年中に始まることを希望していると語っていて、配役については自分は権限を持たないことも明らかにしている。

さらにカートのドキュメンタリーや演劇など、野心的な計画も控えていることをコートニーはNMEに明かしていて、カートの人生をモチーフにした演劇についてはファンからの要求が熱く、今なら「かなり実現しそうな」勢いになっていると語っていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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