フジロックの涼しい午後ののどかなグリーンステージに、皆の暖かい拍手に迎えられてトラヴィスが登場。
ん?デジャヴ?
2年前とほぼ同じく、昼間のフジロックの幸せの象徴のように始まったトラヴィスのステージ。
彼らにとってもホームのような場所なのではないだろうか。
そんなヴァイブに満ちている。
しかも今日はフランの誕生日。
客席に入っていって、みんなに担がれて歌うフランは、
似合わないエモ・ロッカーみたいだったけど、とても幸せそうだ。
でも2年前と違うのは、俄然ロックしてるということ。
仙人のように微笑みながらアコースティック楽器を弾きながら歌っていたフランと違って、
今のフランはアッパーでロックしている。
人生の波によってアーティストはモードが変わるものだが、
トラヴィスのように常に「いい曲」だけを心掛けるバンドは、どんな時にも聴き手を楽しませてくれる。
またフジのこのステージでトラヴィスを観たい。
"フラワーズ・イン・ザ・ウィンドウ"を聴きたい。
トラヴィスをフジロックで観る
2016.07.23 16:44