わりと内気なパフォーマーかと思いきや、めちゃくちゃ豪快な演奏を見せたウィル・シェフ率いるオッカーヴィル・リヴァー。
あんなに情緒的な名曲"For Real"が、もはやスタジアム・ロックと化していたのはホントにビックリした。
でも、ある意味、これこそ究極にアメリカンなアメリカーナに思えて、妙に納得。
時間が思ったほどないことに気付き、とにかくフルスロットルで畳み掛けたラストも圧巻。
通算7枚目となる最新作がアメリカで初登場7位を記録したオッカーヴィル・リヴァー。
本国における彼らの立場がすごく伝わってくる熱いライヴだった。（内田亮）