イギリスの「Later With Jools Holland」に出演した際のスタジオ・ライヴだが、もし観ていないなら、今すぐにチェックするべき。
ライヴで観たときも思ったけど、この曲こそ19歳にとっての新機軸。
そもそもこれだけ展開を見せる曲はファーストにまったくない。
歌詞はすべて聴き取れないけど、「この場所はおれには向いてない、1000回もそれを言ってきた」とかなりアグレシッヴな感じ。
基本はトラッドであり、カントリーであるけど、その解釈がまったく新鮮なものなのが見事だ。
ドラムはレコーディングにも参加しているエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのピート・トーマス。
これも激しくかっこいい。
すでにこのサイトで紹介している(http://www.youtube.com/watch?v=rD1ESHjWs_o)、同番組でやった"What
Doesn't Kill You"のパフォーマンスも必見。
こちらもピート・トーマスのドラムが気持ちいい。
サマソニ公演で他に演った新曲はそれぞれタイプが違ったが、どちらかというと"Slumville
Sunrise"と同じように、展開の多い曲の印象が強かったから、真っ直ぐな"What Doesn't Kill
You"を最初に聴いたときはビックリした。
来月発売される2枚目『シャングリ・ラ』には他にも驚きが用意されているんだろう。
聴くのが楽しみで仕方ない。(内田亮)