先週末のPitchfork Music Festivalに出演したGirls。クリストファー・オウエンスは長かった髪をばっさりと切り落とし、80年代の「刈り上げ」を彷彿させる新ヘア・スタイルで登場して会場をどよめかせた（？）そうだけど、その彼が、ベッドルームで新曲「Oh My Love」を弾き語りしている映像が公開。これまでのGirlsのひりひりして痛々しいような楽曲とはすこしばかり趣向の違う、オーソドックスな歌。そして、これ以上ラブ・ソングに歌うことはあるのだろうかと切り詰められた詩。なのに、よりいっそう辛い。最初に出会ったときから感じていたのと同じように、今もクリスファー・オウエンスの瞳はちょっと濡れていて、生きることにいつも怯えているように見える。彼が着ているTシャツには、日本語で「一人ぼっちの世界」とプリントされている。歌い終わるとクリストファーは、例の「ギターを銃のように構えてウインク」のポーズ。こちらから。

http://pitchfork.com/news/39523-watch-girls-christopher-owens-play-a-new-song-oh-my-love/