たくましく、タイトに、いよいよ時代を切り拓く説得力のあるバンドになった。
なにより、Hiroの歌はヴォーカルとしてひとつの完成されたフォーマットにたどり着いたんじゃないか。
ラフで、ナイーブで、爆発的でデリケートなロックヴォーカルのあり方。
両極をワンフレーズの中でダイナミックに歌い分けるこのスタイルは、彼唯一の目の細かいエモーションの動き方、そして、圧倒的な身体能力ゆえであると思う。
このタフなツアーを経て、そんなHiro擁するマイファスの、ロックバンドとしてのベーシックな肉体が完全に固まったと言える。
ここからマイファスはついに凄いバンドになるーーその実感に満ちた素晴らしいライブだった。
47都道府県で、47本目のライブを終えた4人は楽屋で静かにこの3ヶ月を振り返っていた。
精悍になった。
11月18日、宿命の武道館が心底から楽しみだ。
北海道、ものすごい寒いです。
東京のちょい厚着くらいのノリで来たら凍えております。
MY FIRST STORY、47都道府県ツアー、47本目の札幌公演を観た
2016.10.22 21:20