急遽、追加で発表された武道館公演の最終日に行ってきた。5月の東京ドーム公演と比べるとシンプルになったバンド編成のせいもあってか、武道館という「特別な場所」に立つYUKIの佇まいは、かわいらしいポップスターであり、普遍の歌を紡ぐ歌うたいであると同時に、どうしようもなくロックヴォーカリスト然とした人であることを改めて強く感じさせるものだった。
途中のMCで、ずっと応援してくれてる人も、初めて見る人も、と呼びかけて、「これが今のYUKIです!」と強く言い放った姿がとても印象に残っている。苦難もあった10年間だが、今を誇り、そして次の10年に進んでいく、そのために今回の武道館はYUKIにとって必要な場所だったのだと思う。本当に感動的で、素晴らしいライヴだった。
ちなみに、YUKIは現在発売中のROCK IN JAPAN FES. 2012増刊号にレポートを掲載しています。こちらもぜひチェックしてみてください!(秦)