2010年9月4日。大阪で行われた夏フェス「OTODAMA'10」にて惜しまれながらも解散したBEAT CRUSADERS。その最後の一日に完全密着したレポートを、現在発売中の「bridge 65号」が掲載。出演前のバックステージでの様子から、「大阪、愛してるよー。BEAT CRUSADERSでーす。さようならー」というヒダカトオル(Vo&G) の第一声で幕を開けた渾身のラストライブまで、徹底レポートでその一部始終を伝えている。
さらに終演直後にはメンバーの個別インタビューを実施(ヒダカだけはスケジュールの都合上、一週間後のインタビュー)。インタビュー中、メンバーは以下のように語る。
「死に際に人が集まるのがそいつの結果だから。だから今日は最高だな、と」(ケイタイモ/Key)
「BEAT CRUSADERSというひとつの方法論で、ポップの謎がひとつ解けましたね」(マシータ/Dr)
「ホント幸せですね。それに尽きるかな。やっぱいいメンバーだったんだなって」(カトウタロウ/G)
「お面だけど、BEAT CRUSADERSも、やっぱり生身の人間。そこが見えたかな」(クボタマサヒコ/B)
「まずは完全燃焼しました。(中略) 最後だし、プロ失格な感じでも許されるんじゃないかと思ったら、ホントに許された、しかも予想以上に。ありがたいですよね」(ヒダカ)
どこまでもリアルなビークル「最後」の姿が読み取れる、貴重なインタビューだ。